「石森良三商店」の建物は、江戸時代には旅籠だった土蔵を先々代が本家(柳町)から分家し買い入れ、明治25年より呉服太物商を営んでおりました。4つの蔵からなり、この建物は倉庫として使われ、最も古く弘化4年頃のものです。
当店は、昭和29年本家太物商を継承し、晒・天竺等の太物を扱う綿布縫糸卸商をこの地に於いて開業しました。
『石森良三商店』とは創業当時の社名です。その後事業拡大にともない、社名を改め上田市秋和に本社社屋を構えました。
時は流れ昨今は「お買い物はインターネットで」という方も随分と増えました。そんな時代に私たちはあえて「店」という、先々代が大切にしていた商いの原点に立ち返ろうと、創業の地に当店を開業するに至りました。
弊社ブランドである地域循環型カタログギフト「信州からの贈りもの」の小売店舗として、県内の職人さんや作家さんの手仕事の品を展示販売しています。信州の素晴らしい手仕事をもっと広く知ってほしい。良い品を求めて探している人との橋渡しをしたい。そんな思いが私たちにはあります。
また「おくりもの専門店」として、折々の贈答品にまつわるどんなご相談も承ります。地域の皆様に愛される店舗となりますよう、商品の充実とサービス向上に努め、皆様のご要望にお応えしていきたいと思います。何卒より一層のご支援とご厚情をお願いいたします。
令和元年8月29日